冬の訪れとともに見つめる子どもたちの心の育ち
寒さを超える力は、心と体の土台作りから
今年も残すところあと2か月となりました。少しずつ冬の訪れを感じる今日この頃です。
寒暖差が激しく体調を崩しやすい季節となります。体調管理を自分でできるような支援に心がけながら、子ども達の健康や育ちに寄り添い歩んでいけたらと思います。
寒いから上着を着るのではなく体内の中での燃費効率を上げ、自ら体内燃焼できる体の基礎土台を作り上げていくように支援していきます。
もっぱら冬が嫌いで寒くなるとモコモコに着込み、何もしたくなくなる私ですが毎年
「先生達、裸足じゃないし・・・」と突っ込まれないよう今年は足裏ケアーをしっかり行いカサカサ素足のご披露とならないよう美容にも力をいれていきます♡
そんな季節は冬に差し掛かっている中の先日のサーフィンスクール。
私は監査対応で留守番だったのですが、冬を迎える準備をしている自然の中に飛び込んでいく子ども達の動画や写真を見るたびに「頑張ろう!」っと力をもらいました。
「寂しい」が言える強さ ~感情の新しい価値観~
笑顔と達成感で満ち溢れ帰ってきたある子から「先生がいなくて寂しかったよ」との声掛けがありました。
感動と楽しい!嬉しい!!を表出することは気持ちのおもむくままの表出なので子ども達は得意とする感性ではありますが、寂しい、悲しいと言う気持ちは潜在意識の中で古来の日本人は我慢や忍耐こそが美学だと受け継がれてきたこともあり、素直に感情を出すことを苦手とします。
またみんなで!多数決で!という文化の日本では他意見の尊重や受け入れがなかなか難しいのかもしれません。
ふるるでは多数決概念は取り入れていません。
少数意見や異なる意見があったときこそ
「考えろ~考えろ~」
という新たな展開を経験するチャンスなのです。
彼が寂しいの後に伝えてくれた言葉。「でもみんなと楽しく頑張ってきたから大丈夫だよ」。
気持ちの流動がある中でしっかり大丈夫という自信をもって完結できていることに成長を感じた一場面でした。そんな彼は4年生まで(え?最近)みんなの前に出るとカチンコチンに固まり作り笑いで何とか乗り越えようとするくらいシャイボーイでした(笑)。
気持ちの表出が繋がっていくまでには、実体験の中で出会った小さな小さな感情の積み重ねが大切になります。いきなり感情が爆発するとしたらそれはSOSが溢れた時でしょう。小さな小さな五感感情を見逃さず寄り添いながら、どれも自分の中で大切な感情として捉え、そして前に向けたパワーへと変換できるよう向き合っていきたいです。
チャレンジは気づきの種 ~支え合いから生まれる学びの場~
ハロウィン🎃へのたくさんの方のご参加ありがとうございました。
「先生、仮装しすぎててわかんなかったよ~」「先生お化けになってたんでしょう?」等、お休みを頂いていた私にかけてくれる真っすぐな言葉。
そして当日は強い連携でハロウィンイベントを引っ張るスタッフ達。
少し俯瞰してふるるを見ることができた今回のハロウィンは新しい気持ちを教えてくれたような気がしています。
世間ではホワイトハラスメントという言葉が生まれ、「え??もうどうしたらいい?」と言っている昭和世代ですが、やらなくて後悔よりもやってみてからの気づきを学びの場と捉え向き合っていきたいです。
なんでもかんでも「大丈夫~」という私にはいつか社内から「大丈夫ハラスメント」と訴えられないように支える側に徹していきたいと思います。
本当にいろんなことがありますが、全ては自分に訪れたチャレンジ・挑戦だと捉えながら楽しく乗り越えられたらと思います。
まだまだ未開発なところだらけですが、ご支援・ご指導よろしくお願い致します。
保育士 高橋 真弓