Likoが新しくなります!

放課後等デイサービス 児童発達支援事業所FululUの伊川です。

6/14(金)はLiko最終日を迎えました。

私はLiko開所から働かせて頂き、色々な感情を抱いたり療育の奥深さを体感できた4年間でした。

初めて療育の現場に慣れず戸惑い、子どもたちの対応に悩み、必死に答えを探す日々でした。
他のスタッフの方々の対応の仕方を見て吸収し、自分なりに実践を繰り返してもなかなかうまくいかない場面ばかりでした。
しかし、子どもたちと真正面から向き合う日々を積み重ねる中で正解は1つではなくて、目の前の子どもと自分との関わりの中で見つけていくことだと実感できました。

私にとってマンツーマンで向き合った子どもたちとの時間があったからこそ、もっと療育を学びたい!と思い、今の自分に繋がっています。

何を求めているのか?何が嫌だったのか?どんなことが好きなのか?
全身で伝えてくれている姿にどうにか気持ちをくみとりたい。
どうしたら笑ってくれるかな?

ありのままの自分をみせて、一緒に楽しもうと心を解放した瞬間、ニコッと笑ってくれました。

今でも、嬉しかったことを鮮明に覚えています。
難しく考えこまず、楽しむ気持ちがあれば心を開いてくれる。個々に楽しむポイントやタイミングは様々。
見守りながら待つことの大切さを知りました。

私は子どもの世界に入り、遊びこみながら心を通い合わせていくことが大好きです。

児童発達支援では、家族以外の大人や家以外の環境が初めての小さな子どもたちとの出逢いがあります。
新しい環境に不安でお母さんとの分離で泣けてしまうこともありますが、FululUはたくさんの楽しいことができる場所、個性溢れるスタッフに安心感を持ってもらえたら嬉しいです。

FululUでは、遊びながら学び、心の根っこを育てていきます。幼少期の小集団の関わりの中で個々のスモールステップを1つずつ自信に繋げていき、心の土台を作っていきます。
2歳の頃は、足の裏の感触が苦手で芝生や砂場の上を歩けなかった子も今では小学校1年生となり砂場の中に入って土を全身で感じられています。
子どもたちの可能性は無限大。成長の瞬間を見られることが幸せです。

今まで過ごしてきたLikoでの日々。ご協力をして下さった全ての皆さまに心から感謝を致します。
ありがとうございました。

今後とも、日々の積み重ねを大切にしながら子どもたちとの些細な変化や成長を見逃さずに保護者の方々にお伝えしていきたいと思います。

新しいLikoでも、子どもたちの元気とキラキラの笑顔が溢れるように盛り上げていきたいと思いますのでよろしくお願い致します!