ネパール海外研修

こんにちは! 
放課後等デイサービス 児童発達支援事業所 FululUの中村です。

先日、高橋先生と共にネパールへ海外研修へ行かせていただきました。

ネパールとはどこにある…🙄というところから始まった私。
正直、お話をいただいた時は不安や心配事でいっぱいでした。
普段、自分の殻に閉じこもりがちな私。今回の旅で自分の何かが解放できればという思いを持ち、ネパールへ向かいました🇳🇵✈️

全国各地から沢山の方の参加希望者があったそうで、その中でも今回参加させていただいたことは当たり前ではない事を知りました。

1日目は日本語学校、孤児院への訪問でした🏫

英語が全くと言っていいほど話せない私…!
子どもたちの目は真っ直ぐで日本語を一生懸命学ぼうという姿勢を感じられました。
その目がとても印象的で今も鮮明に覚えています。
その想いに応えたい一心でジェスチャーや、意味不明なカタコトの英語を並べながらも彼らとお話しをし、交流をしました📖

お昼はルビーちゃんお宅へ訪問させていただきました。
ルビーちゃんの生い立ちについて話を聞きながら、ルビーちゃんのお母さんが作ってくださったお料理を
いただきました。とにかく量がたくさん!!
伝える単語を間違え、さらに追加でおかわりまでいただきました🤣

夕方は、プログラムを主催されている竹中俊 さんが運営をされている孤児院へ訪問しました。
元気いっぱいな子どもたち!肩車や騎馬戦、バトミントンなど遊びを通してコミニケーションをとりながら交流を深めました✨

夕食もいただきました。ダルというスープをご飯に混ぜていただきました☺️
初めてのフィンガーcurry!🍛子どもたちとテーブルを囲んで頂く食事、とても美味しかったです😋

この日は年に一度のシヴァ神という神様のお祭りの日で
みんなで焚き火を囲いながらダンスをして大盛り上がりでした✨

2日目はゴミ山、スラム、難聴者子ども寮へ

初めて目の当たりにしたゴミの山。想像を遥かに超える衝撃が私の中に走りました。
焼却設備がまだ整っておらず町中のゴミがこちらに集められていました。FululU の子どもたちにも海外にはこういった場所もあり日頃のゴミの分別についても改めて伝えていく必要があると感じました。

午後からはスラムへ。そちらで生活をされている方の話を聞き、現実の厳しさや生きていく力について学びました。
夕方からは古屋さんが運営されている難聴者子ども寮へ向かいました。
下の名前だけでも!と思い、手話を覚えました。
英語の手話、日本語の手話、ネパール語の手話、全て違うことに驚きました😳

子どもたちも丁寧に私の手を取り一つ一つ手話を教てくれました。一緒に折り紙を折ったり習字を書いたり日本の遊びを楽しみながら過ごしました☺️

折り紙一つでも手本の見せ方、向きなど一つ一つが伝えるのが難しく感じ、より分かりやすく伝える方法について考える機会ともなりました。
夕食はジャパニーズカレー!バーモンドカレーを作りました🍛

ネパールのカレーとは全く別物ですが、何度もおかわりをして美味しい😋と手話で伝えてくれました💞

3日目、あっという間にプログラムも最終日です!

パシャパティナートへ行きました。中にはお寺が沢山建てられており川を間に挟み、生の世界と死の世界が分けられていました。
日本では身近には感じられない世界。
生と死がとても近く感じる場所でした。

午後は、別場所の孤児院へ訪問しました。
1日目の孤児院へ近いうちに全員、お引越しをするとのことでした。
学校から帰ってきた子どもたちとドッチボールなどをして体を動かしました!みんなが集まったところで修了証をいただきました。とても濃い内容の日々でしたが終わってしまうと思うと寂しさも感じました。
最後の夕食です、、。ある男の子が「僕のこと、忘れないでね。」と話していました。その言葉の意味を噛み締ながら、ネパールでの日々をを振り返っていました。
帰り際、「またきてね!!!」明るく私たちを見送ってくれました。後ろ髪を引かれるような気持ちになりましたが笑顔でお別れをしました😌

準備期間も含め、3月6日〜3月10日までネパールに滞在をし今まで知らなかったことを自分の目で見て感じることができました。状況や環境下の違いはありますが、日々の生活に追われる中で、一度立ち止まり振り返る機会を頂けました。

私が感じたこと、さらに現地で知った情報を子どもたちやスタッフにもフィードバックをし視野をもっともっと広げていきたいと思います!今後とも宜しくお願い致します。