6年ぶりの教え子たちとの再会から感じたのは無限の可能性

1日弾丸で福岡出張へでかけました。

午前中からは難しぃーIT導入や新しいシステムに向けてのレクチャーを受け終始難しい顔に💦

夕方からはセンター時代の教え子たちと6年ぶりの再会(;_;)
ママ達とも声にならない涙の挨拶で落ち着くまでに少し時間がかかるほど想いが溢れててしまい、、、

療育センターで働く中でたくさんの学びがあるなか、まさかの4年目でセンターの分園立ち上げを経験することとなり、右往左往しながらなーんもない環境のなかにポンと放り投げられ、あの頃は毎日終電で泣きながら帰宅していました!

何で?私が、、、センターにいたら温温とした環境で学べるのにーなーんて思ったりもしたけれど、結果「やります!」と得体もしれないやる気に身を委ねSTARTしたことを覚えています。

まだまだ未熟だった私は日々これでいいのかと手探りで、毎日こなすことに必死になり、通園とグループと入り乱れるカリキュラムを乗り越えても乗り越えても追いつかず💦

今の私があるのは明らかに分園の存在が大きく、この子達の小さな成長と無限の笑顔に支えられ鍛えられたからこそ今があるのだと感謝しています。

そんな彼らが今は5年生。
ママたちは進路の心配があったり、悩みや迷いがあったり、大人目線では色んな気持ちが生まれては消え、また新たな悩みが生まれては乗り越えを繰り返しているんだと感じましたが、なーんの心配もないくらい、しっかり挨拶をし優しさあふれる言葉でコミュニケーションをとる子どもたち。
生きていく力や優しさ、強さをちやんと自分のものにしているのを体感し無限の可能性を感じました。

サラダバーをとってきてくれたり、焼肉を焼いてくれたり。
お箸使ってるー、食べてるーーー飲んでるーーー。(かなりの偏食ちゃんだったから(笑))何よりも自分の言葉と気持ちで伝えあってる夢のようなこと。

日々の成長の中では当たり前に過ぎ去っていくようなことでも、大きな時間の流れの中では繋がりをもち意味を成す。
大人は大きな結果を求めて時に勝手に落ち込み悩むけれど、信じてくれてる人がいたら、子どもたちは安心して
自分の軸で歩んでいくことができる。

「あのねーそうすけねー。先生のギュッ忘れてないとよー」
涙腺崩壊寸前。
別れ際、
「また会えるよね?」とギュッと握ってくれてる手を離そうとしない、もちろん私も離せない、、、
「そうすけね、がんばるけん。頑張って今度は名古屋にいくけん。」

絞り出すように言ってくれたそうちゃんの言葉にもぐっとこらえ、、、車を見送ると何やら叫んでいて、、

「せんせー寒いけん、信号赤とよー。もーみとらんでいーけんね。」と優しい言葉を浴びせられ涙腺は崩壊。

みんなみんな優しい子に育っていました。

障がい告知をされ、はじめて社会に出すときのママたちの不安や迷いは、はかりしれなかったと改めて感じ、そしてはじめましての子どもたちの社会が、あたたかくて安心できる一歩となるよう療育者として向き合い環境を整えていかなくてはいけないと強く思います。

先生を先生にしてくれてありがとう❤
保育士は現場にたち、現場で少しずつ先生として歩むことができます。
これからも心と真っ直ぐ向き合える人でありたいです。

カリキュラム

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